イラン、OICに緊急会合を要請…イスラエルへの攻撃は7日以降か プーチン大統領はハメネイ師に抑制的な対応求める
イスラエルへの報復攻撃を宣言しているイランは、OIC=イスラム協力機構に対し、緊急会合を開くよう要請しました。攻撃は7日の会合以降になる可能性が出てきています。
イスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏がイランで殺害されたことを受け、イラン側は、イスラエルによるものだとして報復攻撃を宣言しています。
近く、報復が行われるとの見方が強まる中、イラン外務省は、50以上のイスラム諸国・地域が加盟するOIC=イスラム協力機構に対し、外相による緊急会合を7日に開くよう要請したことを明らかにしました。
イスラム諸国から報復への支持を得る狙いがあるとみられ、攻撃は7日の会合以降になる可能性が出てきています。
こうした中、ロイター通信によりますと、ロシアのプーチン大統領は、イランの最高指導者ハメネイ師に対し、報復攻撃では民間人への攻撃を避けるよう忠告するなど、抑制的な対応を求めました。
前国防相ショイグ氏が、5日、イランを訪問した際にこのメッセージを伝えたということです。