アメリカの首都ワシントン近郊で29日、旅客機とヘリコプターが衝突した事故では、旅客機に多数のフィギュアスケート選手らが乗っていたということです。

この事故は29日夜、ワシントン近郊の空港に着陸しようとしたアメリカン航空機と軍のヘリコプターが空中で衝突し、川に墜落したものです。旅客機には乗客乗員合わせて64人が、軍のヘリには3人が乗っていたということです。CBSは、少なくとも19人の遺体が見つかったと報じています。

ロイター通信などによりますと、アメリカフィギュアスケート協会は、墜落した旅客機に選手やコーチ、家族など関係者が多数乗っていたとの声明を発表しました。旅客機が出発したカンザス州ウィチタでは、26日までフィギュアスケートの全米選手権が行われていました。