先月、ロシアのプーチン大統領も出席した「海軍の日」の記念式典をめぐり、ウクライナが攻撃を計画していたと外務省高官がロシアメディアに対して明らかにしました。

ロシアのリャプコフ外務次官は4日、国営テレビに対し、先月28日にサンクトペテルブルクで開催された「海軍の日」の海上軍事パレードをめぐり、ウクライナが攻撃を計画していたと明らかにしました。

この記念式典では、プーチン大統領も演説していました。

リャプコフ次官は、ロシアのベロウソフ国防相が先月、アメリカのオースティン国防長官に対し電話会談で警告したとした上で、「このシグナルが明らかに効果を発揮した」「新たなエスカレーションは避けられた」と述べました。

アメリカのニューヨーク・タイムズは先月、アメリカはウクライナの秘密作戦についてロシアから知らされて驚き、ウクライナに計画の中止を迫ったと伝えていました。