ロシアとの戦闘が続くウクライナが供与を求めてきたアメリカ製のF16戦闘機が、初めてウクライナに到着したとアメリカメディアが報じました。

アメリカのブルームバーグ通信は7月31日、関係者の話としてNATO＝北大西洋条約機構の加盟国から供与された初めてのアメリカ製のF16戦闘機が、ウクライナに到着したと伝えました。

F16戦闘機は、ウクライナが航空戦力の強化のため、供与を求めてきたもので、当初は慎重だったアメリカのバイデン大統領も去年5月に供与を認める方針に転換し、パイロットの訓練などが始まっていました。今回供与された機体数や運用開始の時期は明らかになっていませんが、運用が始まればウクライナの防空能力の向上につながりそうです。