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鉄人600人が挑む過酷な競技「バラモンキング」開催 島民ボランティアも選手を全力サポート《長崎》

2024年6月24日 17:35
鉄人600人が挑む過酷な競技「バラモンキング」開催 島民ボランティアも選手を全力サポート《長崎》

五島市で23日に開かれたトライアスロンの国際大会「バラモンキング」。

鉄人レースとも呼ばれる過酷な競技に、約600人が挑みました。

五島長崎国際トライアスロン大会「バラモンキング」は、スイム・バイク・ランの3種目の合計タイムで競いますが、23日の五島市では強い風が吹き、悪天候の影響でスイムが中止に。

バイクとランで争われることとなりました。

(参加者)
「残念。でも大会全体がうまくいってくれれば、それが一番いい。とりあえずケガしないこと。これから風と雨が強くなることが心配なので」

(参加者)
「安全第一で、(バイクは)ゆっくりツーリング気分でいきたい」

大会史上初めて2種目となったレースは、197キロと122.8キロの2つのコースで行われました。

まずは、バイク。595人の参加者は時おり強い雨が打ち付ける中、アップダウンの激しいコースを走ります。

沿道には多くの市民が駆け付け、熱い声援を送りました。

五島市の野口市長もスターターを務めたあと、沿道での応援に。

(野口 五島市長)
「高齢者の方から幅広くやっているので、勇気をもらうというか、自分も何かしないといけないなといった元気をもらう」

大会には、島の人など約3000人がボランティアとして参加し、様々な形で出場選手たちをサポートしました。

(高校生ボランティア)
「お父さんが参加している。きついことをしているので、それを支えていきたい」

強い風や雨が吹きつける中、全力を振り絞り、島を駆け抜けた参加者たち。

197キロのコースでは、東京の長辻 肇さんが7時間36分2秒のタイムで優勝。

厳しい条件でのレースではありましたが、次々とフィニッシュする参加者からは笑顔があふれていました。

NIBではレースの模様を伝える特別番組を、来月28日に放送する予定です。