“核兵器を持つ国” “核に頼る国” などに分かれ「国際会議」形式で核兵器議論 中学生が挑戦《長崎》
「国際会議をやってみよう」と題し、中学生が意見を交わしました。
長崎市の中学校で核兵器をテーマにしたワークショップが開かれ、生徒たちは、平和な世界にするためにできることを考えました。
(核兵器を持たない国チーム)
「核兵器を持たない国同士で協力すれば、結構な力になると思う」
長崎市の横尾中学校で行われたワークショップ。
平和学習の一環として、核兵器をテーマに3年生29人が参加しました。
学校側が、レクナ=長崎大学核兵器廃絶研究センターに依頼し、生徒たちは、先月から核兵器の問題などについて学んできたそうです。
ワークショップでは、経済的に豊かで核兵器を多く持つ国、その核兵器に頼っている国や核兵器に反対する国など、6つのグループに分かれ、戦争のない平和な世界にするためには何ができるか、各国の代表が発表しました。
(核兵器を多く持つ国チーム)
「関係をよくするために同盟を組み、核兵器も徐々に減らしていく」
(核兵器に頼っている国チーム)
「核兵器の被害にあった国同士が協力し、怖さや被害などを伝えていく」
レクナはこれまでに、ほかの中学校でも同じようなワークショップを行っていて、今後も定期的に続けていきたいとしています。