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「時代遅れ」ヤンキースがひげ禁止ルールを緩和 選手獲得への影響を懸念 過去にはランディ・ジョンソン氏も短髪に

2025年2月23日 5:50
「時代遅れ」ヤンキースがひげ禁止ルールを緩和 選手獲得への影響を懸念 過去にはランディ・ジョンソン氏も短髪に
マリナーズ所属時とヤンキース所属時のランディ・ジョンソン氏(写真:AP/アフロ)
MLBヤンキースが日本時間22日、長年の伝統だったひげ禁止のルールを緩和すると発表しました。

これまでは選手、コーチ及びユニホーム着用者はひげと長髪を許可されていなかったものの、今後は整えてあることを条件に許可する方針を示しました。

これまで50年以上もひげ(あごひげ)を禁止していたヤンキース。しかし、ひげ禁止のポリシーによって選手獲得に影響を及ぼすことを懸念し、緩和に至ったとされています。

MLB公式サイトによると、ひげ禁止のルールは、1970年代に先代オーナーであるジョージ・スタインブレナー氏が制定。今回、息子で現オーナーのハル・スタインブレナー氏が声明文を出し、方針の変更を明らかにしました。

ひげを禁止する規則について「時代遅れ」で「やや不合理」だと見解を示したハル氏。声明文では「ここ数週間、私はヤンキースの元選手や現役選手たちと、さまざまな時代をまたいで話をし、長年にわたるひげや身だしなみに関する方針について彼らの意見を聞き出してきました」と関係各所と対話していたことを明かします。

現チームのキャプテンであるアーロン・ジャッジ選手や、エースのゲリット・コール投手ら複数選手と話し合いを行った結果、いずれの選手もポリシーの撤廃に賛成だったということです。

過去にはマリナーズ時代は長髪とひげが特徴だったランディ・ジョンソン氏やアストロズから移籍した現エースのゲリット・コール投手もヤンキース入団時にはショートヘアでひげを整えていました。

この発表にアーロン・ブーン監督は「我々は決して一人の選手も逃したくはない。そのポリシーのために1人の選手を逃すとしたらそれは多すぎます」と支持するコメントをしています。
最終更新日:2025年2月23日 5:50
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