「生徒目線で説明 学校の魅力を伝えたい」高校生が企画運営の “オープンスクール”開催 《長崎》
県立長崎東高校で6月29日「オープンスクール」が開かれ、受験を希望する多くの中学生が訪れました。
県立長崎東高校で開催されたオープンスクール。
入学を希望する中学生に “学校への理解を深めてもらおう” と毎年開催されている学校行事です。
今年は新たな試みが。
企画運営を担うのは、高校1年生と2年生の有志62人です。
自分たちの生の声を伝えたいと、一からプログラムを構成。
本番を想定した流れの確認や誘導の仕方などを入念に打ち合わせます。
(実行委員長 金子 慶太さん)
「(東高校は) 勉強を頑張る分、行事に対する熱量もものすごく高い。東高校の良さを中学生に精一杯伝えたい」
オープンスクールには県内各地の中学生約300人と、その保護者が参加しました。
歓迎の出し物が終わると、すぐさま次の準備に。
教室での「交流会」です。
(高校生)
「東校にどんな印象を持っているかなって、みんなに聞きたい」
(中学生)
「部活動が強いところが多い。テニスとか優勝している」
“生徒自身”の声を届ける 取り組みで、中学生の期待も上がったようです。
(中学生)
「(説明が)わかりやすかったのですごくよかった。楽しかったので東高校がいい」
(中学生)
「勉強と部活の文武両道というところがすごくいい。(志望度は)1位ですね」
学校側も手応えを感じていました。
(広報担当 田中正和 教諭)
「自分たちの力で(東高校の良さを)アピールするんだという 主体的な取り組みや生徒間の協同性も大きく成長につながっている」
(実行委員長 金子 慶太さん)
「生徒目線で詳しく説明し、良さや魅力を伝わったらいいと思う」