英国発のエンターテインメント集団「STOMP」の7回目の来日公演「STOMP The New World」（〜6日）が1日、東京・JCBホールで開幕した。日本人初の正規メンバー宮本やこら8名が、デッキブラシを手にさっそうと登場。柄とブラシを使い分けながら床を打ち、2000人をリズムの世界に引き込んだ。その後もごみバケツなどの身近な物が、ビートを奏でる“楽器”に変わった。パフォーマンスが繰り広げられるたび、笑いと歓声、拍手が起こり、手と足を使った「HANDS＆FEET」（ボディーパーカッション）では、観客も“ストンパー”の一員に。メンバーの音を追うように手をたたいたり指を鳴らしたり、会場の空気がひとつとなった。