お笑いトリオの東京０３が１８日、東京・草月ホールで第１２回東京０３単独公演「燥ぐ、驕る、暴く。（はしゃぐ、おごる、あばく。）」の初日を迎えた。

　公演直前の取材に応じ、全国１８カ所全３７公演を行う長期公演の緊張感を明かした。

　飯塚悟志（３７）は「今回も全部新ネタですから、今、バタバタの状態です。さっきも練習していましたから」と舞台裏の目まぐるしさを告白。「ちゃんとコントを作っている。時間をいちばんかけている。３カ月間、ファミレスにこもってコントを作っている」と自信をのぞかせる一方で、本公演は怒鳴るネタが多く、不安要素も抱えている。
　練習中に声をからしたという角田晃広（３７）は、公演回数の多さに「ぞっとした」と苦笑いだった。

　８月１９日、２０日には、東日本大震災で被災した宮城・仙台の戦災復興記念館でライブを行う予定。飯塚は「仙台は（以前の）単独ライブで行ったこともありますし、（現地の）状況は分からないですけど、何とか笑いを届けられたらな」と希望を話した。