歌手の安田奈央（２３）が２８日、都内でセカンドシングル「真夜中のひだまり」（２９日発売）のリリース記念イベントを行った。

　抽選で選ばれた限定３０名の来場者を隠れ家風の会場に招き、同曲など全３曲を披露。大の和菓子好きという安田から、同曲をイメージした和菓子のサプライズプレゼントもあり、ほんわりとした雰囲気に包まれた。
　「とにかくずっと好きで、自分で作ったりあんこを炊いたり、３食和菓子の時もありました。毎日１回はどこかで和菓子を食べている。あんこ、小豆が異常に好きなんです」と熱弁する風変わりな一幕もあった。

　ファンとの至近距離での交流に「楽しかったです！自分の新しい曲ができる時に歌えるのはうれしい」とにっこり。「『真夜中のひだまり』っていうタイトルが、この曲を表している。何を信じていいか分からない時代だけど、ひとり好きな人がいるとすごく心が温かいし、それが支えになって生きる力になると思う」と込められた思いを説明した。
　自身にとっての「ひだまり」は？と聞かれると「私にとっては歌。やっぱり歌っていうものに向き合うことって、自分と向き合うこと。歌がないと私はたぶん生きていないので。言葉で自分のことが表現できなくて、歌い始めたので」と歌と共に歩んだ人生を振り返った。