応援隊長ミゲルきっぱり「E.T.を守る」
ポルトガル出身の歌手・ミゲル(13)が「E.T.」の応援隊長を務めることになり8日、都内で就任式が行われた。
同作はエリオット少年と宇宙からやってきた不思議な生き物との交流を描いた1982年公開のSFファンタジーで、全世界で大ヒットを記録した。11月2日に満を持してブルーレイでリリースされることになった。
公開時は生まれていないが、母国ポルトガルで「7、8歳のころテレビで放映されたものを見た」というミゲルは、赤いパーカーを着用して登場。劇中のエリオット少年の雰囲気そのままで、体全体で軽くリズムを取りながら映画のテーマ曲を日本語歌詞で歌唱した。
感動した劇中シーンは、少年と「E.T.」が出会う場面。「みんなが『E.T.』を嫌いと言っている中、少年だけがやさしくしてあげているところ」と理由を語り、自分がもし宇宙人と遭遇したら「エリオット少年と同じようにやさしくしてあげて、イジメをする人たちから守ってあげる」と正義感あふれる一面をうかがわせた。
最後は、マウンテンバイクにまたがって、かごに「E.T.」のぬいぐるみを乗せて劇中の名シーンを再現。笑顔でカメラのフレームにおさまった。