ロック歌手のダイアモンド☆ユカイ（５１）が４日、都内で開催された母の日を記念したライブイベント「ＭＡＭＡ　ＤＯＮ’Ｔ　ＣＲＹ」にゲスト出演した。

　子どものいる歌手の加藤いづみ、篠原美也子、榊いずみの３人が、「たまにはお母さんたちに肩の力を抜いてゆっくり音楽ライブを楽しんでもらいたい」という思いで実施。５年目となる今回は、家族連れを中心に約３００人が来場。ユカイはイベント終盤のステージに登場すると、「今やすっかりお笑い芸人ですけど！！」と自虐的なトークで笑いを誘いながら、「君はともだち」「新しい菜の花が咲く頃に」など６曲を歌唱したほか、加藤らとイベントオリジナルソング「ＭＡＭＡ　ＤＯＮ’Ｔ　ＣＲＹ」のセッションで盛り上げた。

　ユカイは自身の不妊治療を乗り越え、長女の新菜ちゃん（３）、双子の頼音くん（１）と匠音くん（１）の父親となった。
　あす５日は男の子の健やかな成長を祈願する端午の節句。双子のための鎧兜（よろいかぶと）は自宅のピアノの上に飾ってあるそうで、先ごろ子どもを連れて鯉のぼりが群泳する公園にも出かけたという。
　ユカイを驚かせたのは、公園の馬の遊具での匠音くんのたくましい行動。慎重派な頼音くんに対し、匠音くんは怖いものなしのタイプで、「新菜と頼音は最初、怖がるから（自分が）乗せてあげたりしている間に、その横で匠音は乗ったこともないのにとことこと１人で行って、パカパカ乗りこなしちゃった。怖いやつだなって思った。俺は、基本シャイなんで、あれは妻だろうね、あのふてぶてしさは！」と笑顔をのぞかせた。

　５日も「もちろん（子どもたちと）一緒に過ごします！」とにっこり即答。「みんなそれぞれの個性に合うように歩いていければいいかな。俺も過ちが多かったので、過ちも多少は目をつぶるかな」と子どもたちの成長を楽しみにしていた。

　双子の近況などにも触れた育児本「育爺」（講談社）を６月下旬に発売予定。