タレント・優香（３２）の主演映画「体脂肪計タニタの社員食堂」（２５日公開）の完成披露試写会が７日、東京・板橋区のワーナー・マイカル・シネマズ板橋で行われた。

　５３２万部突破のレシピ本「体脂肪計タニタの社員食堂」を映像化。優香は肥満体形だった過去を持つさえない栄養士・春野菜々子を演じた。

　７年ぶりの映画出演とあって「すごくドキドキしています。久しぶりの映画ということで、緊張もしたのですが、こうやって皆さんに見ていただけることをうれしく思います」とあいさつ。この日は、板橋に本社があるタニタの社員２００名も駆けつけたため、「どういうふうに思われるのかが１番気になりますけど、心の広いタニタさんなので、きっと温かい目で見てくれるんだろうな」と期待を寄せた。

　太った姿を表現するために、何時間もかかる特殊メークを施した。「太ったらこうなるんだっていうくらい、本当に精密なんですよ。首のしわ、手のしわとかもすごいリアルで、すごかったです」といきいき語り、自身の太った姿については「意外といいと思いました」。メガホンを取った李闘士男監督は、優香の特殊メークを見て「ヤバイと思いました。衝撃映像になるなと思って。事務所からクレームがきたらどうしようと思って」と戦々恐々としていたようだが、当の優香は「気にいってたんですけどね〜」とあっけらかんとしていた。