北乃きい、竹中直人にハイキックで捻挫
映画「ケンとメリー 雨あがりの夜空に」が公開初日を迎えた9日、神奈川・109シネマズ川崎で俳優の竹中直人(57)、女優の北乃きい(22)、中国出身俳優のフー・ビン(41)が舞台あいさつを行った。
忌野清志郎さんが遺したRCサクセションの名曲「雨上がりの夜空に」にオマージュを捧げた人情コメディー。中年商社マンの片倉健(竹中)がマレーシアで暮らす娘(北乃)の結婚を阻止すべく、ひょんなことから知り合った謎の中国人ドライバー、メリー(フー・ビン)のトラックで爆走する珍道中を描く。
2年前のマレーシアでの撮影を振り返り、「めちゃくちゃフー・ビンがかわいくて。初対面から仲良くなっちゃった」と竹中。「人生は出会いだと思っています。フー・ビン、きいちゃんと一緒に出られてすてきな時間を過ごせました。またこのメンバーで映画を作りたいな」と充実感いっぱいに語った。
フー・ビンも「日本語(のせりふ)ずいぶん間違えちゃったけれど撮影はすごく楽しかった」と振り返り、「サポートありがとう」と共演の北乃や竹中に感謝した。
竹中にハイキックをするシーンで捻挫をしたという北乃は「ヒールを履いていたので、捻挫しちゃったんですけど、なんとか乗り越えました。(患部を)冷やしたりして大丈夫でした」と回想。「自分が出た映画で試写を見てこんなに笑った映画は初めてでした。思い切り笑いたいとか楽しいことを見つけたいと思ったときにぜひ見て」と呼びかけた。