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怒髪天“最遅武道館公演”越え解放気分

2014年3月18日 21:43
怒髪天“最遅武道館公演”越え解放気分

 結成30周年を迎えたロックバンドの怒髪天が18日、東京・タワーレコード渋谷店で企画展「大怒髪展」のプレオープンイベントを開催した。

 「怒髪天的大博覧会」をテーマに、バンドの軌跡やさまざまな資料の展示をはじめ、会場限定オリジナルグッズの販売、メンバーも参加するイベントなどが多数企画されている。
 ボーカルの増子直純(47)は、企画やブースの多さに「音楽はほぼ関係ないですね。バンドがやることじゃない。お祭りがメーンです」とアピールした。

 1月に、結成30年目にして初の“史上最遅日本武道館公演”を無事成功させた。
 増子は「30年分の重圧から解放され、今年はもう何をやってもいいんじゃないか、と。非常に解放された気持ちです」と本音をはつらつと告白。武道館公演が収録されたDVD「怒髪天結成30周年記念公演“いやぁ、こないだ、ほんと、どうもね。”LIVE AT BUDOKAN」も19日に発売する。

 念願かなった公演を振り返り「『どれだけ泣くんだ、俺』というくらい家でも泣きまして。僕らにとっては葛西選手の金メダルのようなもの」とソチ五輪スキージャンプで銀メダルを獲得した“レジェンド”葛西紀明選手(41)を引き合いに喜びを語ると、ベースの清水泰次(45)も「すぐ終わっちゃったような、夢のような気がしていたけど(DVDを見て)再確認しました」を笑いを誘った。

 「大怒髪展」は19日〜4月13日。