市村正親、柚希礼音は「ビタミンC!」
俳優の市村正親(66)、元宝塚歌劇団トップスターの柚希礼音(36)が17日、都内で行われたミュージカル「プリンス・オブ・ブロードウェイ」の製作発表会見に出席した。
「オペラ座の怪人」「キャバレー」「ウエストサイドストーリー」など、数多くの名作ミュージカルを生み出した演出家でプロデューサーのハロルド・プリンス氏が、自らの人生をミュージカル化。劇中にはプリンス氏が手がけた作品も、いくつか厳選して盛り込まれる予定になっている。
本作が宝塚退団後初の舞台出演となる柚希は「大変緊張しております」と率直に告白。“男役”ではなく“女”として出演するが、取材陣からスカート姿を期待されると「ファンのみなさまもショックを受けない、でもすてきに見える衣装を探してくださっていると思います。かっこいい感じの女性になるのかな。パンツスタイルもありますし、スカート姿はどうですかね?あるんですかね?」と期待させた。
プリンス役で声のみの出演を果たす市村は、「プリンス・オブ・ブロードウェイと呼ばれている彼の声を、おそらく日本で1番ミュージカルを愛しているであろう僕ができるなんて、こんなにうれしいことはありませんよ」と満面に笑み。柚希の印象を尋ねられると「すばらしいよね!ビタミンCって感じで。柚とレモン(礼音)でね」と冗談を飛ばして、場をなごませた。
10月23日から東京・東急シアターオーブで。