松本隆氏、歌手クミコの改名秘話を披露
歌手のクミコ(62)が12日、都内でシングル「さみしいときは恋歌を歌って/恋に落ちる」の発売記念イベントを開催し、作詞家の松本隆氏(67)がゲストで駆けつけた。
「クミコwith風街レビュー」名義で9月に発売した同シングルは、クミコと松本氏のタッグに、シンガー・ソングライターが曲を提供するプロジェクトの第1弾。
「さみしいときは恋歌を歌って」は作曲・コーラスを秦基博が、「恋に落ちる」の作曲・コーラスをハナレグミの永積崇が担当している。
松本氏がインストアイベントに出席するのは初。
楽曲「恋に落ちる」について、松本氏が「16年ぶりに一緒に作った曲ですね」と話すと、クミコも「この前、16年前の松本さんの映像を見まして。今の方がいいので、年を重ねるっていいことなんだなという感じがしました」と、にっこり。今後の歌手人生についても「人生は挑戦だと思ってがんばりたいと思います」と意気込んだ。
松本氏は、クミコが芸名を「高橋クミコ」から改名した当時のエピソードを披露。
「『名前が地味なんじゃないの?』って言って。『高橋ってどうしてもいるの?』って聞いたら『別れた亭主の名前だ』って言うから『そんなのとっちゃえ』って。ちょうど、イチローが出てね、覚えやすい方がいいと思って。それで売れたんです」と当時メジャーリーグで活躍し始めたイチロー選手にあやかって改名したことを明かした。