つんく♂、クミコのライブでギター演奏
歌手のクミコ(62)が3日、東京・南青山ル・アンジェ教会で、シングル曲「砂時計」の発売記念イベントを開催。ミュージシャンで音楽プロデューサーのつんく♂(48)も出席した。
クミコのデビュー35周年記念企画として昨年から行われている“クミコwith風街レビュー”の第2弾シングル。
作詞家の松本隆さん(67)が書き下ろした詞に気鋭のシンガー・ソングライターが曲を提供するプロジェクトで、今作「砂時計」ではつんく♂が曲を手がけた。
クミコは、以前楽曲提供を受けたことのあるつんく♂に自ら作曲を依頼したことを「(砂時計は)すごく難しい詞で。これを一体、どうやって曲にするんだろうって思った時に、つんく♂さんだったらもしかしたらうまくできちゃうんじゃないかと思ったんです」と説明。
イベントでは同曲など全11曲を披露。アンコールで、クミコと一足早くステージに登場していた松本がつんく♂を呼び込んだ。
つんく♂がパソコンに打ち込んだコメントをクミコが代読するという形で、トークも行った。
つんく♂は「二番の歌詞が妙に重くて、ちょっと驚いた。でもよくよく考えたらかわいい乙女心だなとも思った」と歌詞の印象を明かし、「曲自体は重くならないように、かわいい部分をたくさん残して、素直な曲にした」と笑み。自らギターで「砂時計」の伴奏を務め、クミコの歌声とつんく♂の演奏に観客は聞き入っていた。
松本とつんく♂がタッグを組むのは今回が初めてだが、クミコが「またこのタッグは見れますかね?」と話しを振ると、松本は「もちろん」。つんく♂も「とてもうれしいですね」と応じ、次の展開を期待させた。