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阿部も松雪も早乙女も…回転舞台に戦々恐々

2017年4月18日 15:15
阿部も松雪も早乙女も…回転舞台に戦々恐々

 劇団☆新感線の舞台「髑髏城の七人 Season鳥」の製作発表記者会見が18日、都内で行われ、キャストの阿部サダヲ(46)、森山未來(32)、早乙女太一(25)、松雪泰子(44)らが出席した。

 東京・豊洲に今春オープンした新劇場「IHIステージアラウンド東京」で6月27日から上演される作品で、同劇団の代表作。戦国時代を舞台に、織田信長の家臣らの復讐が描かれる。

 客席が360度回転するのが新劇場の特徴で、「アトラクション的に(舞台を)体験できる。視覚的には今まで見たことがない感覚で、舞台が転換します」と魅力を説明する森山に対して、他の出演者は戦々恐々。
 阿部は「演者さんが口々に、動かなきゃならないのでつらい、体験したことがない、と。それを聞いて怖くなった」と尻込みし、「逆に(体を)鍛えるのをやめました。駅でも、階段を上るのをやめまして、体力を温存した方がいいんじゃないかな」と方針変更を伝えた。

 「ちょっと方向音痴なので」と心配する松雪は、「(舞台)裏で迷って、出トチリをしないように、それだけが不安です」と口に。
 早乙女は、約1300人収容の劇場のキャパに「想像がつきません。大きい舞台に立ったことがないので」とポツリ。「どれくらい体力を使うか、心配しかない」と明かした。