欽ちゃん、青島さんとの思い出回想し苦笑い
タレントの萩本欽一(72)が9日、都内で行われた「青島幸男生誕80年記念 よみがえれ昭和!あの頃 あの歌 あの笑顔」に出席した。
昭和のこどもの歌を紹介する第1部、青島幸男さんが作詞を手掛けた楽曲とトークショーで構成された第2部の二部構成。
第2部のトークコーナーに登場した萩本は青島さんとの思い出を尋ねられ、「29歳くらいのとき、ちょうど有名になってきてイタリア製の革靴とかコートとか、いい時計とかを買うようになって。次は白い大きなお家だなぁとか思っていたら、青島さんに『たいした物を身につけていないのにやってることがすごい』っていうふうなことを言われたんですよね。それからオレ、時計をしてないんですよ。家も建てなかった」と回想。
「でも、その10年後に青島さんにそれを言ったら『えっ、オレそんなこと言ったっけ?バカヤロー、有名人なんだからいい家に住めよ』って言われて…。オレ、青島さんに出会わなかったら、すげえ家を建ててたと思うよ」と軽く肩を落として笑いを誘った。
イベントには4月29日に亡くなったウクレレ漫談家の牧伸二さん(享年78)も出演予定だった。関係者によると、牧さんは東日本大震災の被災地を慰問した際に行ったオークションの売り上げ金で南三陸町の「手作りはちみつ」を購入。この日はその「手作りはちみつ」を福島・浪江町の代表の方々に贈呈する運びだった。また、萩本と一緒にトークコーナーへ出演したり、ウクレレ漫談を披露することも検討されていたという。