“長距離ミサイル攻撃”駐日ロシア大使が批判…西側諸国が「露と戦うということ」
ロシアのノズドリェフ駐日大使は21日に都内で会見し、アメリカなどが供与した長距離ミサイルによる攻撃は、西側諸国がロシアと戦うということを意味すると批判しました。
ロシアのノズドリェフ駐日大使は21日に都内で会見し、アメリカなどから供与された長距離ミサイルによる攻撃について、ウクライナとロシアによる今の戦いの構図を変えることになるとの認識を示しました。
ロシア ノズドリェフ駐日大使
「ロシア領に長距離兵器を使用することについては、プーチン大統領をはじめとした政権幹部が何度も何度も戦闘を次の段階にエスカレートさせるものだと明言してきました」「単にウクライナとロシアとの戦いというものではなくNATOがロシアと戦うということになります」
欧米によるウクライナへの軍事支援のてこ入れを受け、プーチン大統領は、核兵器の使用のハードルを引き下げる新たな核ドクトリンを承認するなどして、核の威嚇を強めています。