ウクライナ軍、初めて英国製長距離ミサイル「ストームシャドー」使いロシア領内攻撃 アメリカメディア
アメリカメディアは20日、ウクライナ軍が初めてイギリス製の長距離ミサイル「ストームシャドー」を使い、ロシア領内を攻撃したと報じました。アメリカに続き、イギリスも自国が供与した兵器での攻撃を許可した形です。
アメリカのブルームバーグ通信は20日、西側の当局者の話として、ウクライナ軍が初めてイギリス製の長距離ミサイル「ストームシャドー」を使い、ロシア領内の軍事目標を攻撃したと報じました。北朝鮮兵を戦闘に投入したことへの対抗措置だとしています。
これに先立ち、ウクライナ軍は19日、アメリカから供与された長距離ミサイル「ATACMS」を使い、ロシア領内への初の攻撃に踏み切っていました。長距離ミサイルによるロシア領内への攻撃をめぐっては、バイデン大統領が方針を転換して攻撃を許可したと報じられていて、イギリスも続いた形です。一方で、ドイツは長距離ミサイルの供与自体をしない方針を維持していて、各国で対応が分かれています。