ウクライナ軍、米製ミサイル「ATACMS」でロシア領内を初攻撃 現地メディア
ウクライナ軍がアメリカ製の長距離ミサイル「ATACMS」でロシア領内を初めて攻撃したと19日、現地メディアが報じました。ロシア側の反発は必至です。
複数のウクライナメディアが19日に伝えたところによりますと、ウクライナ軍はアメリカから供与された長距離ミサイル「ATACMS」でロシア西部ブリャンスク州の武器庫を攻撃したということです。
アメリカが供与した長距離ミサイルによるロシア領内への攻撃をめぐっては、バイデン政権がこれまでの方針を転換して攻撃を許可したと報じられていて、今回、ウクライナ軍はアメリカの容認後、初めてロシア領内への攻撃に踏み切った形です。
ロシアの独立系メディアは19日、攻撃があったとみられる武器庫で爆発や火災があったと報じています。一方で、ロシア側はアメリカの方針転換について、緊張の激化につながると批判していて、今後、反発は必至です。