芦田愛菜&宮本信子“58歳差の親友”役
俳優の芦田愛菜さん(17)と宮本信子さん(76)が、映画『メタモルフォーゼの縁側』(2022年初夏公開)で共演することが発表されました。
映画は、『文化庁メディア芸術祭マンガ部門』など数々の漫画賞を獲得した鶴谷香央理さんの同名漫画が原作。芦田さん演じる17歳の女子高校生・うららが、男性同士の恋愛を描いた”ボーイズラブ”の漫画を通して、宮本さん演じる75歳の老婦人と友情を育む物語です。
芦田さんと宮本さんは、約10年ぶり2度目の共演となります。芦田さんは「宮本さんとは10年前は孫役として共演させていただき、今回はお友達役として再びご一緒できてとても嬉しかったです」とコメント。
宮本さんも当時を振り返り「あの頃は私の手の中に小さな手がスッポリ入ったんです。今回の共演は嬉しく楽しみにしておりました」と明かしました。
芦田さんは撮影を振り返り「宮本さんはご自身が納得いくまで台詞を合わせたり、現場を動かれている姿が印象的で、一緒にお芝居をさせていただくと私自身も頭で考えるのではなく自然に体が動いていき、うららの気持ちをスッと引き出していただいたような気がします」とコメント。
宮本さんは当初“ボーイズラブ”を知らなかったそうで「最初にお話を頂いたとき、まず『“BL”とは何のことですか?』と質問させて頂きました。原作を読ませていただき、鶴谷さんの絵があたたかくて、やさしくて、素敵でした!隅々までいいんですもの。(宮本さん演じる)雪さんも魅力的な人物なので、(脚本家の)岡田さんが書かれた台詞と共に、少しでも雪さんに近づけたらと思いました」とコメントしました。
『メタモルフォーゼの縁側』2022年初夏全国公開 配給:日活(C)2022『メタモルフォーゼの縁側』製作委員会