JR岡山駅前に設置されていた「ピーコック噴水」大学のオブジェとして新たなシンボルに
長年、JR岡山駅前の象徴として親しまれた噴水が、岡山市の環太平洋大学でオブジェとして活用されることになり、今日(10日)、部品が運び込まれました。
環太平洋大学に到着したトラック。運び出しているのは、JR岡山駅前に設置されていた「ピーコック噴水」の部品です。
クジャクが羽を広げたような形が特徴の、ピーコック噴水。1975年にJR岡山駅前に設置され、およそ半世紀。「憩い」と「出会い」の象徴として親しまれました。
去年6月、駅前の再整備に伴い撤去されましたが、活用に名乗りを上げたのが環太平洋大学でした。噴水の部品を組み立て直し、今年3月完成予定のトレーニング施設のオブジェとする予定です。純粋な噴水としての役目は終えたものの、その「役割」は受け継ぎます。
オブジェが設置される「IPUランニングパーク」は、耕作放棄地だった棚田の地形を活用した走り専用のトレーニング施設です。今日運び込まれた噴水の部品は、3月初め頃に組み立てられ、新たなシンボルとなります。