水晶彫刻で法隆寺五重塔を再現 高さ1.6メートルの大作 「甲府の活性化の呼び水に」 山梨県
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繊細な輝きを放つ、高さ1.6メートルの五重塔。奈良・法隆寺の五重塔が水晶彫刻で再現した作品です。
手がけたのは甲府市の田中保晴さん。職人歴54年、2022年にし「現代の名工」にも選ばれた甲州水晶貴石細工の伝統工芸士です。
水晶を研磨し切り出した、約1万個の瓦や柱を組み合わせて製作。
「生まれ育った甲府の活性化の呼び水に」と、足かけ10年。先週ついに完成した大作は職人人生の集大成です。
田中さんは、水晶の五重塔を宝飾品などの展示会で紹介したいと話しています。