中国・山東省青島で起きた反日デモで破壊されたスーパーマーケット「ジャスコ」黄島店が、１１月下旬に再開できる見込みとなった。

　ジャスコ黄島店は、暴徒化したデモ隊によって建物や店内が破壊されたため、先月１５日から営業を休止している。ジャスコを運営する「イオン」は４日、１１月下旬に営業が再開できる見込みだと発表した。現在、約５００人の現地従業員が復旧作業を進めているという。

　専門家の調査によると、ジャスコ黄島店の被害総額は商品や什器（じゅうき）などを含めて約７億円に上るが、大部分は保険でカバーできる見込みだという。