電気料金補助金 1kWhあたり3.5円軸に調整 経産省幹部から疑問の声も
政府が8月から3か月間、再開するとしている電気料金の補助金について、1キロワットアワーあたり3.5円とする案を軸に調整していることが分かりました。
複数の政府関係者によりますと、8月から10月までの間再開される電気料金の補助金は、家庭向けで1キロワットアワーあたり3.5円とする案を軸に調整しているということです。
今後、政府与党内で協議した上で、最終決定する方針です。
補助が始まれば、月に400キロワットアワー使用する標準家庭の場合、1400円が減額されることになります。
しかしこの再開について、複数の政府関係者が「岸田総理の支持率アップのためだろう」と話し、唐突な岸田総理の表明に困惑の声も上がっています。
経産省幹部からは「これでは支持率はアップしない。 エネルギー政策として本当に良い政策なのか」と疑問の声も出ています。