東芝の決算発表延期など受け、220円安
14日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を下げ、終値は前日比220円17銭安の1万9238円98銭。
アメリカ・ニューヨーク市場でダウ平均株価が連日で最高値を更新していることなどを受けて、東京株式市場でも朝方は買い注文が優勢となった。一時は心理的な節目である1万9500円を上回る場面もあったが、株価は13日までの2営業日で500円以上、上昇していたため、利益を確定するための売り注文が出て、その後はマイナスに転じた。
午後に入ると、巨額の損失を抱える東芝が決算発表を延期したことやアメリカでトランプ大統領の側近のフリン大統領補佐官が辞任したことなどを受けて投資家の心理が悪化。円相場が円高に傾き、株価も下げ幅を広げた。
東証1部の売買代金は概算で2兆4041億円、売買高は概算で21億466万株。