三菱ＵＦＪ銀行の次期頭取、半沢淳一氏が会見を行い、お客様に何倍返しできるかと抱負を述べました。

三菱ＵＦＪ銀行　次期頭取・半沢淳一氏「半沢でございます。現在の心境は、若輩者が大変光栄であると感じると同時に、まさに責任の重さ、ひしひしと感じている。ドラマのおかげで、わたしどもの銀行が、こういう形で注目を受けていることについては、非常にありがたい話。お客様に何倍返しできるかということについては、もうすこし実際の４月以降、着任してから、お答えさせていただければと思います」

半沢氏の次期頭取への昇格は、１３人を追い越す異例の人事です。来年４月に就任します。半沢氏は、１９８８年に三菱銀行に入行し、現在は、常務として、コンプライアンス統括部の責任者を担当しています。

ドラマ「半沢直樹」の原作者、池井戸潤さんも三菱出身で、同期入行だということです。半沢氏は会見で、まずはコロナ禍における金融としての責務を全力で果たしていく、と意気込みを語りました。