日経平均株価、大幅下落一時3万7000円を下回る
19日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に値を下げました。終値は、18日に比べて1011円35銭安い3万7068円35銭でした。2月9日以来、約2か月ぶりの安値となりました。
18日にアメリカで発表された経済指標を受けてFRB=連邦準備制度理事会による早期の利下げ観測が後退したことなどから、前の日のニューヨーク株式市場ではハイテク株を中心に値を下げました。
これを受け、19日の東京市場でも半導体関連株など幅広い銘柄に売り注文が広がりました。
また、その後、イスラエルがイランを攻撃したとアメリカメディアが報じたことを受け、中東情勢が一層緊迫化するとの懸念から、リスクを回避するための売り注文が膨らみました。
日経平均株価の下げ幅は、一時1300円以上に広がり、心理的節目となる3万7000円を下回る場面もありました。
東証プライムの売買代金は、概算で5兆4658億円、売買高は、概算で21億6875万株。