いわき市のスパリゾートハワイアンズを運営する常磐興産はアメリカの投資ファンドの完全子会社化に向けて2月19日に上場を廃止しました。

常磐興産の買収を計画しているアメリカの投資ファンド・フォートレス・インベストメント・グループはこれまでに関連会社がTOB株式公開買い付けで9割ほどの株式を取得しています。

残りの株式も2024年度中に取得する見通しで、完全子会社化することから常磐興産は2月19日、東京証券取引所スタンダード市場の上場を廃止しました。

子会社化した後もブランドや従業員の雇用条件も維持する予定です。
常磐興産は「上場以来、長年にわたりご理解と温かいご支援をいただき感謝申し上げます。今後も企業価値の向上に努めてまいります」とコメントしています。