燃料価格の抑制策など国に要望へ トラック協会など県内運輸関係3団体 10月に決起大会 山梨県
燃料価格の高止まりが続く中、山梨県トラック協会など県内の運輸関係3団体は26日、現状の打開へ9年ぶりの決起大会を10月に開催することを決めた。
10月21日に県バス協会、県タクシー協会と合同で決起大会を実施する。イラク情勢や円安などを背景に燃料価格が高騰を続けた2014年以来、9年ぶりの決起大会となる。
県トラック協会によると、コロナ禍に燃料高騰が重なり、 この2年間で5社が廃業するなど業界は窮地に追い込まれているという。
決起大会では、燃料価格の抑制策をはじめ、深刻な人材不足が指摘される2024年問題を踏まえた労働環境改善への支援策を国に要望する決議が採択される見通しだ。