露民間軍事会社ワグネル、ウクライナ東部激戦地・バフムトから引き揚げへ 創設者、国防相と参謀総長をののしる
ロシア国防省を批判していた民間軍事会社ワグネルの創設者が新たな動画を公開し、ウクライナ東部の激戦地バフムトから10日に引き揚げると述べました。
プリゴジン氏は、5日に公開した新たな動画で、激戦地のバフムトについて、ロシアの戦勝記念日の9日までに制圧するつもりだったが、国防省が意図的に妨害し、1日から砲弾の供給がなくなったと批判しました。
そのうえで「9日まではバフムトで戦うが、10日に国防省に引き渡す」と述べました。
これに先立ち公開した動画でも、プリゴジン氏はショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長を名指ししてののしり、戦闘員の遺体を指さしながら、被害が拡大していることについて批判していました。