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中国本土で初 上海ディズニーランドが開園

2016年6月16日 14:46
中国本土で初 上海ディズニーランドが開園

 中国・上海では、中国本土で初めてとなるディズニーランドが16日にオープンした。

 上海ディズニーランドは日本時間16日午後1時に開園したが、中に入るのを待つ人の列ができている。混乱を防止するためか、ディズニーランド側は正式な開園時間の前から来場者を入れ始め、いまのところ大きな混乱などは起きていない。

 これに先立ち、園内ではオープニングセレモニーが行われた。ステージにはミッキーやミニーなどディズニーの人気キャラクターが登場し、習近平国家主席からのお祝いメッセージも読み上げられた。

 上海ディズニーランドは、広さが91万平方メートル以上で、東京ディズニーランドの約1.8倍の大きさ。園内は6つのエリアに分かれ、シンボルとなるお城「エンチャンテッド・ストーリーブック・キャッスル」は世界で初めて、ディズニーのすべてのお姫様を象徴するものになっている。

 中国国営の新華社通信は、上海ディズニーランドには年間1200万人が訪れ、5950億円の経済効果が見込まれると伝えている。

 初日の入園券はすでに売り切れているが、様子を一目見ようと、券を持たずに来ている地元の人も多く集まっていて、注目の高さがうかがえる。