AIIB「新たに24か国が加盟の意向」
中国が主導するAIIB(=アジアインフラ投資銀行)の第1回年次総会が25日、北京で開かれ、来年には加盟国が80か国以上になる見通しであることが明らかになった。
これは25日の総会でAIIBの金立群総裁が明らかにしたもの。現在、AIIBには57か国が加盟しているが、新たな加盟申請を今年9月まで受け付けている。金総裁によると、これまでに24か国が新たに加盟する意向を示しているということで、すべてが参加すると加盟国は81か国になる。
日本などが主導するADB(=アジア開発銀行)よりも加盟するメンバーが多くなり、国際開発金融機関としてのAIIBの発言権が増す可能性も出てくる。いまのところ、加盟の意向を示している24か国の国名などは明らかになっていない。