朴槿恵前大統領に懲役24年の有罪判決
巨額の賄賂を受け取った罪などに問われた韓国の朴槿恵前大統領に、懲役24年、罰金約18億円の1審判決が言い渡された。
6日の判決公判は朴被告が欠席のまま開かれ、ソウル中央地裁は、朴被告が、大統領在任中に、友人の崔順実被告と共謀し、韓国の財閥から巨額の賄賂を受け取ったと認定。一貫して無罪を主張し、去年11月以降、出廷を拒否してきた朴被告に対し、懲役24年、罰金約18億円の判決を言い渡した。韓国の大統領経験者が有罪判決を受けるのは、これで3人目。
6日の判決公判は、国民の関心が高いなどの理由で1審判決では初めてテレビの生中継が認められ、裁判長による判決文の読み上げが韓国のテレビ放送で一斉に伝えられた。