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中国が報復措置へ 米と“貿易戦争”突入か

2018年6月16日 6:48

アメリカのトランプ大統領は15日、中国が知的財産権を侵害しているとして5兆5000億円相当の中国製品に25%の関税を上乗せして課すと発表した。中国も報復措置を発表し、「貿易戦争」に突入する可能性が高まっている。

「5兆5000億円相当の関税を課す。我々はとても不当に扱われてきた」―トランプ大統領は声明で「中国は不公平な経済慣行のもと、アメリカの知的財産権を侵害している」と指摘。5兆5000億円相当の中国製品、1102品目に25%の関税を上乗せして課すと発表した。まずは、来月6日に3兆8000億円分の中国製品に対して関税を発動、残りは検討を続けるとしている。

また、中国が報復措置をとった場合はさらなる追加関税を検討すると警告した。

一方、中国商務省の報道官は「近視眼的な行為には強力な措置で対抗せざるを得ない」と反発。中国側はアメリカ産の農産物や自動車、水産物などに対し、来月6日から25%の追加関税を課す対抗措置を発表した。

世界1、2位の経済大国が「貿易戦争」に突入する可能性が高まっていて、世界経済にも大きな影響が出そうだ。