修復で“聖人”彫刻が変わり果て…住民怒り
スペイン北部の教会で古くから伝わる彫刻がたった一人の行動で大きく姿を変えてしまった。
スペイン北部の教会に飾られる16世紀につくられた聖人の彫刻。いたみが目立ってきたため修復作業を行ったのだが、色合いは単調になり表情は一変。目もどことなくうつろ。
地元住民からは「オモチャのようになってしまった」など、批判が噴出している。AP通信などによると修復を手がけたのは専門の資格を持たないアマチュアだったという。
スペインでは、6年前にも資格を持たない老婦人がイエス・キリストの肖像画の修復を手がけて失敗し物議をかもしていた。今回の件で、地元政府は彫刻を復元できるかどうか、調べることにしている。