ウクライナ外相と電話会談 林外相“ロシアの軍事侵攻を強く非難”
林外相は25日夜、ウクライナのクレバ外相と電話で会談し、ロシアの軍事侵攻について、「強く非難する」と伝えました。
電話会談はおよそ15分間行われました。
この中で林外相は、「日本はこれからもウクライナと共にある」と述べ、ウクライナへの支持と連帯の意を表明しました。これに対し、クレバ外相からは、日本の姿勢と協力に深い感謝の意が示されたということです。
また林外相は、「ロシアの一連の行動は、ウクライナの主権および領土の一体性を侵害する、国際法の重大な違反であり、決して認められない」と指摘しました。さらに、「力による一方的な現状変更は国際秩序の根幹を揺るがすものであり、ロシアを強く非難する」と伝えました。
このほか林外相は、ウクライナに対し1億ドル規模の支援を用意していることを説明したほか、ロシアに対する追加の制裁措置については「速やかに実施する」と説明しました。
そのうえで、両外相は、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。