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「結核」対策費およそ2倍に 国連が新対策

2018年9月14日 14:28

感染症では世界で最も多く死者が出ている「結核」の終息に向けて、国連は対策費をおよそ2倍に増やすなどの新たな対策で合意した。

国連加盟国は13日、2022年までに結核の対策費をいまのおよそ2倍となる年間130億ドル、日本円にして1兆4000億円に増やす事で合意した。

新たに感染が見込まれる4000万人分の治療費と3000万人分の予防対策に充てるという。

さらに、新薬の開発などに20億ドルを拠出するとしていて、国連総会に合わせて26日に開かれる首脳級会合で政治宣言を採択する予定。

日本政府は安倍首相の出席を検討していて、指導的役割を果たす姿勢をアピールする考え。

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