ポーランド当局、ファーウェイ幹部ら拘束
ポーランドの情報当局が中国通信機器大手「ファーウェイ」の中国人幹部ら2人をスパイ容疑で拘束した。
ポーランドの国営テレビによると、拘束されたのは「ファーウェイ」に勤める中国人の男と、治安当局の元職員のポーランド人の男の2人で、中国政府の情報機関と連絡を取り、スパイ活動を行っていた疑いが持たれている。
中国人の男は「ファーウェイ」の現地支店の幹部で、公共施設への販売を担当し、当局は支店なども捜索した。調べに対し、中国人の男は容疑を否認しているという。
「ファーウェイ」をめぐっては去年、副会長がアメリカの要請を受けてカナダで逮捕され、中国側が強く反発していた。