リゾート拠点に特殊詐欺か 日本人の男5人を拘束 タイ入管当局
タイの入管当局は18日、リゾートに拠点を設け特殊詐欺を繰り返していたとして、日本人の男5人を拘束したと発表しました。
タイの入管当局は16日、リゾートのパタヤで、特殊詐欺の拠点とみられる2か所を捜索し、20代から40代の日本人の男5人を拘束しました。
5人は日本の高齢者に電話をかけ、医療費の還付があるなどとウソを言って、金をだまし取っていたとみられています。
拠点から押収された証拠品の中には詐欺のマニュアルのようなものも含まれており、そこには「銀行役」などとして、具体的な電話対応の手口が記されるなどしていました。
拠点には、およそ5万人分の個人情報が記されたリストがあり、入管当局は1日に2400万円をだまし取っていたとしています。
5人は今後、日本に送還される見通しです。
最終更新日:2024年12月18日 16:34