2月に臨界前核実験 トランプ政権2回目か
アメリカの核研究機関は24日、核爆発を伴わない臨界前実験を今年2月に行ったと発表した。トランプ政権になって2回目の実験とみられる。
アメリカ・エネルギー省所管のローレンス・リバモア国立研究所によると、核爆発を伴わない臨界前核実験は今年2月13日、西部・ネバダ州にある砂漠の地下深くで行われたという。実験にはプルトニウムが用いられ、「核備蓄の安全性を高める目的」と説明している。
実験は2017年12月以来で、トランプ政権になって2度目とみられる。トランプ政権は核の役割を拡大し、「使える兵器」にする方針を打ち出している。