トランプ氏、イランに対話求めメッセージか
アメリカとイランの緊張が高まる中、トランプ大統領がイラン側に「攻撃が差し迫っている」と警告した上で、対話を求めるメッセージを送ったとロイター通信が21日に伝えた。
アメリカとイランは、ホルムズ海峡付近でのタンカー攻撃やアメリカ軍の無人偵察機撃墜をめぐり、対立を深めていて、情勢は緊迫している。
こうした中、ロイター通信は、複数のイラン当局者の話として、トランプ大統領が20日夜以降、イラン側に対し、「攻撃が差し迫っている」と警告した上で、対話を求めるメッセージを送ったと伝えた。
メッセージは、中東のオマーンを通じて伝えられ、イラン側は「最高指導者のハメネイ師の決断次第だ」と返答したという。
当局者は、「ハメネイ師は対話に否定的だが、メッセージは伝える」としている。