英航空会社、1万2千人解雇へ コロナ影響
イギリスの大手航空会社「ブリティッシュ・エアウェイズ」は、新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化を受け、最大で1万2000人を解雇する見通しとなりました。
ブリティッシュ・エアウェイズを傘下に持つグループは28日、新型ウイルスによる乗客の減少により、今年1月から3月の業績について、日本円で600億円を超える赤字になったと発表しました。「乗客の数が昨年並みに戻るには数年かかる」としています。
グループではこうした事態を受け、ブリティッシュ・エアウェイズの従業員を最大で1万2000人解雇する可能性があることを明らかにしました。
世界的な乗客の激減で航空各社の経営は厳しくなっており、破綻したり従業員の削減を検討したりする会社が相次いでいます。