トルコ西部沖地震 900人以上死傷
トルコ西部沖で発生した地震は死傷者が900人を超え、被災地では倒壊した建物での救助活動が続けられています。
先月30日に発生したトルコ西部沖のエーゲ海を震源とするマグニチュード7.0の地震は、これまでにトルコで39人が死亡、ケガ人は885人にのぼっています。
西部の都市イズミルで複数のビルが倒壊したほか、海沿いの町では津波による被害も出ています。
また、ギリシャのサモス島でも2人が死亡したということです。
こうしたなか先月31日、エルドアン大統領が被害が集中しているイズミルを視察し、被災者支援に力を注ぐ考えを強調しました。
倒壊した建物から100人あまりが救出されましたが、なお閉じ込められている人がいるとみられ、懸命の救助活動が続けられています。