米GDP前期比+2%(年率)経済回復鈍化
アメリカのことし7月から9月までのGDP=国内総生産の成長率が28日発表され、年率換算で前期比プラス2.0パーセントとなりました。デルタ株や供給網の混乱で、経済回復の動きが鈍っています。
アメリカ商務省が発表したことし7月から9月までのGDP成長率の速報値は、年率換算で前期比プラス2.0%でした。
アメリカのGDPは、ことしに入って2期連続でプラス6%台でしたが、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大や、供給網、いわゆるサプライチェーンの混乱、物価の上昇などが、経済回復のペースを落とす主な要因になったとみられます。
GDPのおよそ7割を占める個人消費は前期比プラス1.6%で、4月から6月期のプラス12.0%から大幅に落ち込みました。