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台湾総統選 3候補がテレビで政見発表会

2023年12月21日 1:30
台湾総統選 3候補がテレビで政見発表会

およそ3週間後に迫る台湾総統選挙を前に、20日夜、3人の候補がテレビでそれぞれの政策を論じる、政見発表会が行われました。

来月13日に投開票を迎える台湾総統選挙には、与党・民進党の頼清徳氏、最大野党・国民党の侯友宜氏、第3政党・民衆党の柯文哲氏が立候補しています。

20日夜、行われた政見発表会では、総統選挙の争点となる「中国との向き合い方」について、各候補が政策方針を論じました。

民進党・頼清徳氏
「台湾と中国は従属するものではない。台湾の主権が侵されてはいけない」

国民党・侯友宜氏
「中国と台湾が交流し、善意を育むべき」「今回の選挙は『戦争か平和か』の選択だ」

民衆党・柯文哲氏
「台湾が米中の架け橋になるべき。対立の駒になるべきではない」

20日、発表された世論調査では、およそ1.2ポイントの僅差でリードする頼氏を侯氏が追う展開で、投票先を決めていない無党派層を取り込めるかが勝敗のカギとなります。